コラム

日本と違う世界のリサイクル事情とは?

日本の資源物の分別は、市民が分別しそのまま回収する「発生源分別」という方法が取り入れられています。公共施設やお店のごみ箱も資源物となるペットボトルや缶、びんなどに分かれているため、市民による分別は定着しているものに感じられます。

けれど、世界的に見ると「発生源分別」は少数派です。

ほとんどの国では資源物をあわせて回収し、専用施設で分別する「選別センター方式」が取り入れられています。世界の資源物の分別方法が違うように、環境への取り組みは国によってさまざまです。

今回は、世界のリサイクル事情をご紹介します。

 

 

世界のリサイクルの現状とは

 

環境先進国と言われるヨーロッパ各国のほか、アメリカ、ベトナム、アフリカなど文化や経済が異なる国々の状況をご紹介します。

 

 

■ドイツ

一般的には、資源物以外の家庭ごみや有機ごみが分別され家庭ごみは有料で回収されます。

資源物の「有機ごみ」「紙」「容器包装類」の回収は無料で、ペットボトルやびんはデポジット制*で市民がスーパーなどに持ち込み換金します。街にはリサイクルステーションも設置され、衣類はリサイクル専門の回収ボックスがあります。

 

 

■デンマーク

環境先進国のひとつで、ごみの排出量を減らすためごみの収集はすべて有料です。

地域にはリサイクルセンターがあり、家庭ごみ以外はすべて持ち込むことができます。料金は税金として徴収されるため、量に関係なく無料です。つまり、税金として先に料金を払っているので、どんどん利用しないと損をするため不法投棄も防止できるようです。

 

 

■スウェーデン

資源物はスーパーや広場など街中に設置されたごみ回収ステーションに自分で投入するか、地域にあるリサイクルセンターに持ち込みます。 環境教育が充実しており、新しい自治体やマンションに入ると、ごみの分別方法の講義を受けなければならないそうです。

 

 

■アメリカ

州内のほとんどの市が「資源物」「家庭ごみ」「草木類」の3つに分別されます。「資源物」は古紙、缶、びん、ペットボトル、プラスチック製容器で、びんやペットボトルなどはデポジット制です。新聞紙、缶、ペットボトルなどは、スーパーの駐車場などで民間業者が買い取りを行っています。

 

 

■ベトナム

街角には資源物を買い取る人たちがおり、家庭の資源物はその人たちに売却しています。また回収されたごみの山から有価物を収集する選別センター公認の「ウェイスト・ピッカー」と呼ばれる人がおり、制度が整備されていなくても、市民の経済活動によって資源物リサイクルが行われています。

 

 

■ケニア

ケニアも発展途上国ですが、経済発展とともにごみ問題に直面しています。ダンドラのごみ処分場は、アフリカ最大のごみ集積地とも呼ばれは数千人のウェイスト・ピッカーがいると言われています。あらゆる廃棄物の中から、びんやペットボトル、金属類、プラスチック類、紙類、衣類や食品も回収しています。

 

 

いかがでしょうか。

日本の取り組みと違う点も多くあり、世界各国のリサイクル活動から学ぶべきことがあるかもしれません。

日本も年々ごみの排出量が減っており、リサイクルの割合が増加してきています。

 

けれど、世界的に見ればごみの排出量が多い現状があります。

ごみの排出量が問題視される中、身近に私たちができることは何でしょうか?

 

その一つにリサイクル活動があります。

資源を無駄遣いせず有効に利用していくためにも、リサイクルへの取り組みは重要です。

そしてリサイクルに励むことで、これまで「ごみ」に分別されていたものが新たな資源に生まれ変わり、結果としてごみの排出量の軽減につながります。

 

いらなくなったものを捨てる時に、「リサイクルすることができないか」を一度考えてみてください。

そうした意識を持つことでごみは新たな資源に生まれ変わっていきます。

 

当社グリーンロジテックでも、古紙のリサイクルを通じた社会貢献活動に取り組んでいます。

紙のリサイクル活動をご検討の際は、ぜひ当社にお任せください。

 

リサイクル活動に、共に取り組んでいきましょう!

 

※デポジット制…製品価格に一定金額の「デポジット(預託金)」を上乗せして販売し、製品や容器が使用後に返却された時に預託金を返却することにより、製品や容器の回収を促進する制度。